放射線課は、当院の理念のもと、365日24時間体制で画像検査に対応し、急性期脳卒中など急性期疾患の緊急検査にもスピーディに対応出来るよう心がけています。近隣の医療機関からの紹介検査も行っており、画質の良さには定評を頂いています。
また、放射線量管理システムを用いて画像検査に使用した放射線量を監視し、患者様の医療被曝を低減する事にも注力しています。
これからも私たち診療放射線技師は、正確な画像診断をサポートするために常に技術向上を目指し、使命感と誇りを持って業務していきたいと考えています。

【放射線課スタッフ】
| 診療放射線技師(常勤職員) | 6名 |
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一般撮影検査では、胸部、腹部、全身の骨といった、あらゆる部位のX線撮影を行っています。
当院は、X線検出器にコニカミノルタ製のフラットパネルディテクタ(FPD)システムを導入しています。それにより、それぞれの部位や読影に最も適した濃度とコントラストに画像処理する事が可能となり、高画質化を実現しました。加えて、曝射後、瞬時に画像の確認が出来る事により、検査の効率もアナログに比べて格段に上がりました。
また、長尺撮影システムを導入しており、脊椎側弯症などの診断に用いられる全脊椎撮影や、変形性膝関節症などの診断に用いられる下肢全長撮影にも対応しています。
その他、一般撮影室まで移動する事が困難な入院患者様に対し、病室や手術室で撮影するポータブル撮影も行っています。こちらもFPDを導入しており、撮影した画像はその場でモバイルPCにて確認する事が可能です。

CT(Computed Tomography)検査は、人体透過後のX線情報から、コンピュータ処理によって身体の断面を画像化する検査です。あらゆる部位の内部構造を画像化する事が可能で、様々な病変を発見できます。
当院は、GEヘルスケア製の64列マルチスライスCT(Revolution EVO EX)を導入しています。本装置は、1回転最速0.35秒で0.625mmという薄さの断面像を64枚収集することが出来、広範囲の検査部位を高速でスキャンすることが出来ます。従来の装置に比べ高精細な上、息止めや静止時間の短縮、被曝の低減が可能で、検査時における患者様の負担が少なくなり、安心して検査を受けて頂けます。加えて3D画像を容易に作成出来る事から、術前シミュレーションにも威力を発揮しています。
またCT検査では、血管や病変をより詳しく検査するために造影剤を使用する事があります。放射線課では、造影剤を使用して血管の3D画像を作成する3D-CTA(CT Angiography)検査に24時間対応しています。

MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査は、強力な磁場と電波を利用し、人体の水素原子の挙動を画像化する検査です。あらゆる方向から見た身体の断層面を、高いコントラストで得る事が出来ます。特に、脳梗塞を始めとする脳疾患に対し非常に有用で、造影剤を使用せずに血管を画像化することも可能です。
また、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折など、脊椎疾患の描出にも優れています。椎間板の変性や脱出の有無とその程度、骨棘や靭帯による硬膜嚢の圧排の有無、脊髄圧迫の程度や変性の有無などが観察できます。
MRI検査は磁場と電波を利用して撮像を行うので、放射線による被曝の心配が無く、安心して検査を受けて頂けます。
当院は、GEヘルスケア製の1.5テスラMRI(SIGNA Explorer1.5T)を導入しており、脳や脊椎のみならず、スポーツ外来における整形領域(肩・肘・手首・股関節・膝・足首など)のMRI検査にも、高精細な画像を提供して活躍しています。

血管造影検査(Angiography)は、カテーテルと呼ばれる細い管を、腕や脚の血管から脳や心臓などの目的部位まで挿入し、カテーテルから造影剤を注入しながら連続的にX線透視撮影を行い、血管をリアルタイムに描出する検査です。
CTやMRIでは描出する事が不可能な細かい血管まで撮影する事が出来るので、血管自体の異常(狭窄、出血、動脈瘤、奇形など)や、その血管が関係する臓器や腫瘍の状態を診断する事が可能です。
また、カテーテルを操作して、狭窄した血管を広げる、出血部分を止血する、動脈瘤を塞栓するといったIVR(血管内治療)を行う事も出来ます。
当院は、バイプレーン(2方向同時撮影)機能を持つGEヘルスケア製の血管造影装置(Innova IGS 630)を導入しています。常に2方向から病変を確認する事で、シングルプレーンに比べて手技時間の短縮が図られ、造影剤の使用量も約半分になり、患者様への負担軽減にも繋がっています。また、装置を回転させながら画像収集する事により、3D画像の作成も可能です。

頚動脈エコー検査は、超音波を使って頚動脈をリアルタイムに観察し、加齢によって起こる動脈硬化の程度や血管の狭窄率などを診断出来る検査です。
頚動脈は動脈硬化が起こりやすい血管であるため、これを検査することで全身の動脈硬化の進行度が分かり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高いかどうかを評価する事が可能です。
当院は、GEヘルスケア製の最上位機種である超音波診断装置(LOGIQ E10s)を導入しています。この装置は、高いフレームレートで微細な表現を画像化する事が可能で、診断能の向上と検査時間の短縮を実現しています。

骨密度測定検査は、骨粗鬆症や、それに起因する骨折のリスクを判定するための検査です。骨の密度を測定し、患者様と同年齢の平均値や若年成人の平均値と比較する事で、骨粗鬆症の判定をする事が出来ます。
一般的に骨密度の測定には、X線を用いる方法と超音波を用いる方法がありますが、当院では2種類のX線を用いて腰椎や大腿骨を測定するDEXA(Dual Energy X-ray Absorptiometry)法を採用し、GEヘルスケア製の骨密度測定装置(PRODIGY Fuga-C)を導入しました。DEXA法は、骨粗鬆症の診断や治療判定において最も推奨されている方法です。
また当院では、脆弱性骨折患者の二次骨折を予防する目的で、FLS(フラクチャーリエゾンサービス)活動を行っており、その一環としても骨密度測定検査が活躍しています。

X線TV検査とは、X線を連続的に人体に照射して、体内の臓器や骨の状態をTVモニターでリアルタイムに観察する検査です。
食道・胃・小腸・大腸などの消化管造影、内視鏡を用いたERCP(膵胆管造影)、脊髄腔造影(ミエログラフィー)や神経根ブロック、骨折や脱臼の整復、外科領域のPTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)など、様々な検査が可能です。
当院は、島津製作所製のX線TV装置(FLEXAVISION F3 package)を導入しています。この装置は撮影台がコンパクトなため、内視鏡を併用した検査時にも装置の移動がスムーズで、大勢のスタッフが寝台を取り囲む事も出来ます。加えて、約17×17インチのFPDにより情報量も多いので、広範囲な観察が必要とされる大腸や小腸などの消化管検査に活躍しています。
その他、食物の飲み込みの様子を観察し嚥下機能を評価する嚥下造影(VF)検査も行っています。X線管球を150㎝まで引き延ばす事が出来るので、車椅子に座ったままでも圧迫感無く検査が行え、咀嚼から嚥下まで広範囲に観察出来ます。

外科用イメージ装置はX線TV装置を小型化したもので、手術中に身体内部の骨や臓器等をリアルタイムに観察する事が出来ます。
Cアームを動かす事により任意の方向から透視が可能で、金属プレート等の固定位置を決定する際にも活用され、手術を安全でスムーズに進めるための重要な装置となっています。
当院では、GEヘルスケア製の外科用Cアーム型イメージング装置(OEC One CFD)を導入しました。この装置はFPDを搭載しており、従来のI.I.(イメージインテンシファイアー) に比べ、広い視野で高精細の画像が得られるようになりました。また、操作パネルがタッチコントロールになっているため、手元で細かい画質調整が容易に出来るので、手術精度の向上と手術時間の短縮に貢献しています。

2019年3月に医療法施行規則の一部を改正する省令が公布され、診療用放射線の安全管理体制整備が2020年4月1日に施行されています。これにより、医療被曝の線量管理・線量記録が放射線装置を備える全ての医療施設に義務付けられるようになりました。
当院では、GEヘルスケア製の放射線量管理システム(Dose Watch)を導入し、施設全体の線量データを収集・管理することに加え、患者様単位、もしくは、検査プロトコル単位などでも線量情報や撮影回数情報を収集し、線量の最適化に努めています。

放射線課スタッフは年齢性別問わず仲が良いので、困った時にも気軽に相談しやすく、働きやすい環境です。
医師や他職種スタッフとの関係性も良好で、業務に関する話し合いもスムーズに出来ます。
私たちは、順心会の基本理念「地域の為に全力をつくす」を実践し、社会貢献している事を実感しながら一緒に成長していける方の応募をお待ちしております。
職場見学は、新規職員募集期間中において随時受け付けております。
