脳外科専門病院だからこそできる
サーバーナイフ治療(定位放射線治療)を行います
高精度の産業用ロボットアームに小型の放射線発生装置を搭載した放射線治療装置です。優れたロボット制御技術や画像処理技術を用いて、多方向から正確に病変を狙って放射線ビームを照射することができます。病変周辺の正常な組織への放射線量を最小限に抑えており、副作用を軽減します。
サイバーナイフは、治療に十分な高い線量を病変に集中的に照射することができ、治療が短期間で済みます(多くの場合、1~5日)。治療時間はおおむね20~40分で、通院での治療も可能で日常生活への影響を抑えられます。
正確な照射のため、サイバーナイフには病変の位置ずれを検知し、自動でビームの照射角度を補正する仕組みがあります。そのため、治療中の体の固定は負担が少なく、麻酔も必要ありません。放射線が体に当たっても痛みはほとんど感じないため、患者様の負担が比較的少ない、優しい治療と言えます。
当院では、頭蓋内領域の良性・悪性腫瘍を対象としています。
良性腫瘍 :髄膜腫、下垂体腺腫、聴神経鞘腫
悪性腫瘍 :原発性脳腫瘍、転移性脳腫瘍など
脳血管障害:脳動静脈奇形
短期入院・外来通院のどちらでも治療可能です。
(神戸大学医学部卒業 1980年)
当院では患者さまのご負担を最小限に
最新の画像診断情報を提供します
従来CTより微小病変の画像化を実現し、早期発見をするためにCTで初めて人工ガーネット (Gemstone TM)をCTの情報収集部分に使用した装置を導入しました。これにより従来CTでは 見えなかった病変まで、描出可能なスペクトラル検査や高分解能検査を可能とします。