高精度の産業用ロボットアームに小型の放射線発生装置を搭載した放射線治療装置です。優れたロボット制御技術や画像処理技術を用いて、多方向から正確に病変を狙って放射線ビームを照射することができます。病変周辺の正常な組織への放射線量を最小限に抑えており、副作用を軽減します。
従来CTより微小病変の画像化を実現し、早期発見をするためにCTで初めて人工ガーネット (Gemstone TM)をCTの情報収集部分に使用した装置を導入しました。これにより従来CTでは 見えなかった病変まで、描出可能なスペクトラル検査や高分解能検査を可能とします。
X線を用いて、脳を輪切りにした断面をのぞいたような画像を瞬時にモニター画面に描出する検査です。
CTはあらゆる脳疾患の診断に威力を発揮します。検査台に横になるだけで、何の苦痛もなく検査時間も短時間で検査することができます。
強力な磁気を利用し、仰向けに寝ているだけで頭部の横断面(輪切り状)だけでなく縦や斜めなど、さまざまな断面を詳しく画像化できる精密検査です。MRA(磁気共鳴血管撮影)という撮影法では造影剤を注射することなく、脳血管を写し出すこともできます。またMRは同じ画像診断のCTよりも精度が高く、CTでは検出できない小さな病巣を見つけることができます。MRIでは脳梗塞、脳腫瘍、脳萎縮の程度、脊髄の疾患などを検査します。MRAでは脳動脈瘤、脳動静脈奇形などを検索します。検査時間は約15分程度です。
脳の血管の状態をより精密に調べるために、腕または太股の動脈からカテーテルを介して造影剤を脳内の血管に注入して行うX線撮影です。 血管の狭窄や閉塞、脳動脈瘤などを見つけることができます。特に動脈瘤が原因となるくも膜下出血の手術では、出血源を明らかにする必要があるため、不可欠な検査となります。さらに近年発達している脳血管内治療にも不可欠です。
動脈硬化は脳卒中をはじめとする成人病の重要な原因の一つです。超音波を用いて頚動脈の動脈硬化の程度や血栓の有無を調べます。
美しく、リアルタイムに、そして正確な画像。4D心エコーをルーチン検査にするために開発された超性能スペックの機器です。
ハイブリッド手術室とは、手術台と心・脳血管X線撮影装置を組み合わせた手術室のことで、手術室と心・脳血管カテーテル室、それぞれ別の場所に設置されていた機器を組み合わせることにより、X線撮影し、直ちに高画質な3次元画像を作成、観察しながら、その場で迅速かつ安全な手術を行うことができます。